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2022/07/01中目黒「今昔物語」① 駒沢通りと都電
中目黒の街を歩いていて不思議に思うこと。
「駒沢通り」を駒沢方面から恵比寿方面に歩いていると、
「山手通り」を越えたあたりで突然道幅が広くなり片側3車線の立派な道路になります。
道路は緩やかなS字にカーブして恵比寿方面に向かって勾配を登っていきます。
隣を通っている東横線と日比谷線の線路は真っすぐなのに、なぜに道路はS字カーブ?
その答えは都電だそうです。
昭和初期に都電(当時は玉川電気鉄道)が開通し、中目黒はその終点だったんですね。
この不思議なS字カーブの道路はそれに合わせて作られたものだとか。
中目黒から恵比寿に向かっては中々の勾配がありますので、
道を真っすぐ通したのでは電車が登りきれなかったのかもしれませんね。
広い道幅とS字カーブは都電の名残り。
1967年に都電が廃止され、駒沢通りは現在の姿に落ち着いたそうです。
中目黒のいまはむかし。
街の歴史を知れば、新たな発見があるかもしれませんね。
それでは、また。